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舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

意気に感じて

丸の内の東京ビルに京都のイタリアンレストラン「イルギオットーネ」が入りました。笹島シェフは本願寺が出した本「イタリアン精進レシピ」の料理担当でもあります(でも、お店には精進メニューはありません)。
雑誌「GQ」のインタビューを読んで、「絶対行きたい!」と言い出したくろうさ。でも、京都店も、早くも東京店も「予約の取れない店」。来年の目標にしようね、と言っていたのですが・・・
今日、帰ってきたくろうさ、「予約取れたよ!」
今日、お店まで行って訊いてみたら、来年1月7日のディナーの予約を取れたというのです。
そして、ここでも「妻がマクロビオティックなので」と言ってくれたくろうさ。お店の人も「というと、肉・卵などを避ける、ということですね」という回答だったとか。ただ、対応については「うーん」という感じだったので、「野菜をたくさんだしてください」とお願いしてきたそうなので、後から自分で電話を掛けてみました。
「肉・卵・乳製品を除いてほしい」とお願いすると、あっさり「では魚卵も避けて、お野菜中心でご用意させていただきます」というお返事。
やったー!
予約については年初10日までは、比較的枠が空いていたようです。
魚介、砂糖はありですが、前後の体調を整えて小食を心がけて、思いっきり楽しんできます。

そこまでして行きたかった理由は、インタビューで読んだ、笹島シェフの心意気、です。
食に関して、意気に感じる、というあり方の極北が「寿司」だと私は思います。あそこまで行くともはや食事、というよりも職人と客の勝負ですね。今回のディナーは勝負とまでは言いませんが、普段の穏やかな食事とは違う意味で、心身にエネルギーを入れることができるのではないかと期待しています。
by unekocan | 2005-12-10 22:34 | 外ごはん・お茶