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舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

心と体で感じて食べる

今朝は、CONSCIOUSという雑誌(たぶん、ナチュラルハウス関係の雑誌)に載っていた、ホテルプレジデント青山のオルトというレストランに行きました。
有機野菜や十穀米、無調整豆乳がある朝食ビュッフェ、ということだったので。

お料理は、温野菜、温豆腐、十穀米、ほうじ茶、グレープフルーツジュースをいただきました。温豆腐は思いっきり「す」が入っていましたが、温野菜(にんじん、大根、ブロッコリー)はわりとおいしかった。
くろうさはフルーツ(グレープフルーツ、キウイ)、トースト(ジャム・バター)、ヨーグルト、スクランブルエッグ、ベーコン、コーヒー。彼いわく「他のものはともかく、スクランブルエッグはダメ(見るからにカサカサしていましたけれど)」とのことでした。
それから、三方を壁に囲まれて外光が入らないためなのか、調度品の色のためなのか、暗い印象の部屋で、ワサワサした雰囲気で、なんだか苦手な雰囲気でした。
確かに、白米ベースだけれど雑穀米があって、カフェインレスのほうじ茶があって、ベジタリアン食ができて、1人1500円、ということだけ「頭で」考えれば、いいのかもしれない。
でも、食べるってそれだけのことじゃない。
休日に外で朝食をとるのは、1日を楽しくスタートさせるための時間を過ごす、という意味もある。
だったら、青山アンデルセンで、北欧デザインのインテリアに食器、季節によって銘柄が変わる熱々の紅茶、という空間で過ごしたほうがいい。アンデルセン青山店のパンは有機じゃないし(新宿伊勢丹店には有機のパンもあるらしいです)、唯一のベジタリアンメニューはトマトスープだし、ノンカフェインのお茶はないけれど、いいんです。
渋谷のVIRONだって、(自分は食べないけれど)ずらっと並んだミオジャムの瓶を見ているだけでも楽しいし、ここでだけは普段避けているバゲットもいただく。
オーガニックやマクロビオティックの範囲にできるだけ沿いたいとは思ってるけれど、それ以前においしさとか楽しさを感じることを大切にした方が、私は幸せです。分かってはいたけれど、それを再認識する良い機会になりました。
by unekocan | 2005-11-20 21:53 | 外ごはん・お茶