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舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

披露宴の食事

マクロビオティックで多くの人が悩むという「おつきあい」。
私は普段、「おつきあい」という場で食事をすることがなく、悩むくらいなら欠席する方をとりますが、今回はそういうわけにはいかないので、弟に「肉・卵・乳製品をさけてほしい(魚介と砂糖は可、としました)」ことを伝えました。
最初、弟からは「毎日の食事ではないし、祝い膳には意味があるので、嗜好の問題だったら用意する料理を食べてほしい」と言われました。それに対して「普段は動物性・砂糖をほとんど全く採っていなくて、そのほうが心身の調子がいい。でも披露宴は食事が目的ではなくてお祝いの席だから2人の希望にあわせる」と返事したところ、できる範囲で対応してもらえるようにホテルに頼んでくれました。
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前菜です。ローストビーフ・フォアグラの代わりに梅・栗になっていました。
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角煮パイ包み焼きのあんかけの代わりに、エビ芋の揚げだしあんかけ。
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このわた羽二重蒸し(海鼠の茶碗蒸し)の代わりにお赤飯に鯛のすり身をかけた蒸し物。
おつくり、ホタテとたけのこの酢の物、穴子ご飯は他の人たちと同じものでした。
勉強になったのは、普通の人のお料理とあまり見た目変わらないように対応されていたこと。自分で料理を選択するレストランや、機内食と違って、披露宴の食事では「特別なことをしているように見えない」というのも大切なポイントなんですね。
魚卵とかエビ・マグロなどきついものも入っていたし(「魚介は可」としか言わなかったので当然ですが)、量自体が私には多いので、くろうさに半分以上は手伝ってもらいました。
デザートはメロンだったのでおいしくいただき、ウエディングケーキはお祝いなので一口だけ食べました。

「おつきあい」をどうするか。それは他のことと同じようにそれぞれの選択です。お祝いだから、新郎新婦に負担がかからないように、などの理由で何も言わないで出されたものの中でより穏やかなものだけつまむ、あるいは全部食べる(!)ことも選択だと思います。私がリクエストをしたのは、一つは自分が本当にやりたいことについては可能な範囲で伝える努力をするべきだと思ったこと、もう一つは私がリクエストすることで、同じような希望を持った人が少し楽に頼めるようになるかも知れないと思ったからです。
きちんと対応してくれた弟たちとホテルには感謝しています。

それにしても、普通の和食って本当にかつおだし、砂糖がたくさん使われているんですねえ。
今朝、左手の親指の先が切れていたのはどちらの影響なのかしら?
by unekocan | 2005-11-13 22:08 | 日常