人気ブログランキング | 話題のタグを見る

舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

KMA玄米菜食コース第5回

玄米菜食コースも後半に入りました。実は4回目の実習についてはまだ記事をアップしていません。
今日は花田先生の講義の日で、内容は「陰陽」でした。前回、花田先生が試食で同じテーブルになった人たちと話して、陰陽を理解していないと感じられたためだそうです。
KMA玄米菜食コース第5回_b0002138_8164357.jpg






野菜の陰陽については、大きな区分はもちろん今までにも読んだり、聞いたりしていますが、
・土の中にできるものでも横に広がる(里芋、じゃがいも、さつまいもなど)は陰性
・麦は冬の間に育ち5月に収穫するので9月に収穫する米よりも陰性
など具体的な話が聞けました。花田先生は原産国よりもそのものが育った環境やそのものの形を重視されているようで、それは私が普段感じていたことにもフィットします。だって、穀物で日本原産とされているものは少なくとも今の学説ではないのだもの。稲も日本よりも暑い国のものです。
陰陽についてが終わって、まだ時間があったので野菜の健康効果についてのテキストを読みました。花田先生から、最近増えている野菜中心のお惣菜ビュッフェのお話もあり。日比谷シャンテの「柿安」にデトックス料理が出ているので(花田先生としてはどこがデトックスなんだ、という感じだったようです)、社長と話したところ、マクロビオティックとデトックスとどちらにしようかと検討して、マクロは難しいからデトックスにしたと言われたそうです。「それにしてはコリアンダーが入っていないじゃない」とやっつけてきたのだとか(笑)。柿安は他のビュッフェレストランと比べると、穀物菜食などをしっかりやっている人からは行ったという話自体聞きませんが、まあ、わざわざ行くこともなさそうです。
今回の試食メニューは
根菜のベジバーグ、かぶと柿の冬サラダ、いり豆入り茶飯、紅玉とさつまいものコンポートでした。今まで食べた中で一番おいしい味付けでした。ベジバーグは根菜ベースにくるみ、パン粉、地粉が入るためか、おなかが張る気がして半分は持ち帰りましたが。
今日は1/3くらいお休みだったのでは?みんな慣れてきたせいか、残った料理は積極的におかわりしたり、容器に入れて持ち帰ったりしている人もいました。
慣れてきた、といえば、今回は質問も結構出ていました。講義中、休憩中どちらも丁寧に答えてくださる花田先生ですが、質問の内容によっては「だからそれはこういう理由で良くないって説明したでしょ」と言いたげな表情が見えることも・・・そりゃあ、ヨーグルトならいいんですか、とか野菜の代わりにタブレットでもいいんですか、とか花田先生に訊くのは・・・
今発売されている「クロワッサン」に花田先生と九州大学の大森先生の対談が掲載されています。昨日KMAにはなくて、「お見合い写真にしたいほど美人に写っているのに」と花田先生は残念そうでした(笑)。
by unekocan | 2005-11-02 08:17 | マクロビオティックを学ぶ