舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

ククーシュカ

「かもめ食堂」に続いて、フィンランド映画第2弾です。
公式サイトはこちら
「女は傷を癒し、温かいスープを作り、トナカイを育てて、男に抱かれました。すると、男達の争いも終わりました」(高山なおみさん)
第2次世界大戦中のフィンランドの最北、ラップランド。
先住民サーミ人のアンニの夫が徴兵されて4年。1人でトナカイを飼って暮らすアンニの小屋は味方の誤爆で怪我をしたロシア兵を助けた。そこに、足に鎖をつけたドイツ兵(実はドイツの軍服を着たフィンランド兵)がやってくる。3人はそれぞれサーミ語、ロシア語、フィンランド語しか話せず、言葉が通じないまま女1人、男2人で暮らすことになる。

ラップランドといえば、白、赤、青の色鮮やかな民族衣装のイメージなのですが、映画ではアースカラーでした。映像処理して明度を落としたのだそうです。軍服もカーキ色だし、舞台になるアンニの家は竪穴式住居みたいだし、ほこりっぽい色調で、そこはちょっと苦手でした。昨年見た「ボビーとディンガン」ではオパール鉱山が舞台で、あれもほこりっぽかった。
料理とか食事のシーンは多かったのですが、何を作っているのやら、まったくわかりませんでした。唯一分かったのは、アンニが怪我をしたロシア兵に飲ませたトナカイの乳にトナカイの血を混ぜたもの。日本だったら鯉の生き血みたいなものかなあ。そういえば、パンもお粥も、穀物らしいものは何も出てきませんでした。
第2次世界大戦ではフィンランドも参戦していたのですね。今まで意識したことがなかったです。
ビラ1枚の文章から「敵でなくなった」とたんに「敵だから殺した」という理屈がなくなってしまった、というシーンが印象に残りました。
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by unekocan | 2006-04-05 18:16 | 映画