舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

小淵沢 その2

サマーカンファレンス2日目です。
朝食前のエクササイズは宿泊しているホテルごとです。私は3日目にスパディオにいらっしゃる笹原進一先生(バレエの先生です)のクラスに出たかったのですが、移動手段と時間の関係でそれは不可、残念でした。この日は橋本宙也先生の「マクロビアンエクササイズ」だったのですが、結構ぱっぱっと動く感じで、走ったりもしました。時間がなかったのかも知れませんが、何のために何をしているのか、の説明がなかったので、どこが「マクロビアン」なのかは不明です。普通の体操と変わらないようにも思いましたし。気功と瞑想もありました。気功の後、丹田に手を当てるのは臍動悸を意識しているんだな、と先月の「骨盤教室」のことを思い出しました。
朝食は、一般の人とは別のお部屋で、ビュッフェ形式です。主食はお粥、その他に漬物、キャベツの胡麻和え、がんもどきの煮物、山くらげ、すいか、味噌汁。味噌汁は白味噌なのにやたらしょっぱく、翌日からは食べるのをやめました。お粥はよそうときに分かるくらい籾が多かったです。
さて、悩みどころの午前中のクラス。中先生は大阪の方でめったにお会いできないのでそちら、とも思ったのですが、「美しい」と評判のパトリシオさんの手際も見たくて、結局クッキングライブに出ることにしました。
テーマは「インターナショナルマクロビオティック」、最初に簡単に講義がありました。
ベースは日本の伝統食、その他に各地の伝統食をマクロビオティックにあわせたもの、新しく作られた料理、の3つの料理があること。
マクロビオティックでは気候、季節などの環境に合わせることが大切であること。
(同じ夏でもアメリカ日本よりも乾燥しているので、あまり汗をかかないことから塩分はより控えめになる)
パトリシオさんは英語で話し、大鹿さんが通訳されていましたが、パトリシオさんの英語はとても分かりやすいです。大鹿さんの通訳も的確でスムーズでした。
メニューは
・カリフォルニアロール(照り焼きテンペ、豆腐マヨネーズ使用)
・テンペのサラダ(照り焼きテンペ、豆腐マヨネーズ使用)
・豆腐チーズのカツレツ
・南部風スープ(銀手亡入り!)
・スクランブル豆腐
・玄米クリームのカスタード
下ごしらえである照り焼きテンペ、豆腐マヨネーズ、豆腐チーズ(味噌漬豆腐)の作り方も説明したので、すごい品数、かつ、試食分の一部を作ることをかねているのでゆうに10人分くらいはありそうな量を、手際よくこなしていくパトリシオさん。メニューの大半は今回のクラスのために新しく作ったものだそうです。先に炒めていたものをよけずに上に重ねていくのはいままで習った方法と違うのですが、量が多かったせいでしょうか。
カリフォルニアリールには、アボガドの代わりにクリーミーなもの、ということでごま豆腐が使われていました。カツレツに添えられた大根とザワークラウト入りの千切りキャベツも秀逸です。
それから、今回、スープとスクランブル豆腐にすりおろした生とうもろこしを使っていたのですが、これも良いアイディアだと思いました。粒をゆでた後にペースト状にするにはフードプロセッサーが必要ですが、生のままおろし金で下ろすのはもっとやさしい調理法になりますよね。
試食ではスィーツが人数分なくて食べそこないましたが、すぐあとでランチだったし、午後も試食があるし、まあ、よいかなと。
ランチはパトリシオさんプロデュースのお弁当です。
たかきび入り玄米ご飯、セイタンハンバーグ、かぼちゃとあらめの胡麻和え、桃のコンポート。そうそう、小淵沢でただ一度の豆料理だったサラダも入っていました。かぼちゃとあらめの胡麻和えは何か甘味が入っていて劇甘でした。帰ってからちょっとのお醤油でかぼちゃとあらめを炊いてすりゴマをかけたものを作ったのですがそれくらいの味の方が好きです。
・・・個人的にマクロビオティックでは「ハンバーグ」という料理は諦めたほうがいいんじゃないかと思う。先日のチャヤのフリカデルでも同じことを考えたのですが、あの「肉汁がじゅわー」という料理にはどうしたってならないわけで、使う材料も多いし手がかかるわりには「?」という味のものが多いような気がするんですよね。ハンバーグ型にして焼く、という意味でのハンバーグならありだけれど、たかきびとかセイタンで「肉っぽく」するのは潔くやめたほうがいいのでは、と。あ、このハンバーグは肉だと思わなければコーンの甘味が利いていておいしかったです。

いただいたお部屋は美容学校のお教室で、なんだか高校生になった気分でした。

午後は「小淵沢シンポジウム」で久司先生のお話を聞いた後、ローラ小林先生のクッキングライブへ。近著の「30分でフルコース」から油揚とピーマンの炒め物、玉ねぎととうもろこしのスープ、ゆかりと青しその玄米おにぎり、豆腐クリームのパフェ、というメニューです。
作ったのは先生ではなく、お教室の生徒さん。いろいろな意味で富川シェフ・パトリシオさんというプロとの違いを感じましたが、なにしろ包丁さえ使わない(できる人にとってはかえって面倒という話もある)簡単メニューなので1時間でライブ終了。今度はデザートもいただけました。りんごジュースで煮溶かした寒天(その後固まってもOK)と豆腐をミキサーにかけて冷やし固める、という方法は失敗なくできそうです。



そしてThe Gardenで夕食。メインは車麩のカツとスクランブル豆腐でした。写真は副菜のもずく酢、かぼちゃとモロッコインゲンのサラダ(粒マスタードソース)です。

デザートの黒米のプディングがおいしかった(結果的にこれが一番おいしいデザートでした)。黒米は餅種なので粘り気があるんです。デザート用に黒米だけを炊く気になれなくて今まで作ったことがなかったけれど、帰ったらやってみよう。

食後のセミナーは、久司先生の健康カウンセリング。事前に希望を出した人から抽選で5人、その場で選んで壇上で相談・カウンセリングを行う、というものでした。久司先生はカウンセリングで1人の人を見ているときには目が違う、と思いました。
抽選は平等かもしれないけれど、全員女性になってしまったので、ケーススタディとしては男性や子供も例も聞きたかったです。また、突然の指名なので当然かもしれませんが、相談する方の話がまとまらずポイントが分かりにくかった。事前に選んで内容をまとめておく、という方法がよいと私は思います。でも、こうやって人前で相談する、というのはプライバシーの問題の他、本当に勇気のいることだと思うので、出てくださったことには感謝。
・・・他人のことはよく分かるって本当だ。自分もきっとそうなのだろうな。
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by unekocan | 2005-07-22 11:57 | マクロビオティックを学ぶ