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舞台鑑賞と日常のおぼえがき


by unekocan

バーゲンと能登

7月です。バーゲンです。西武夏市のくまさんにそそられる。
・・・とはいうものの、バーゲンとなると普段よりさらにサイズが限られるので西武では買い物する気にならず、新宿に行く月曜日を待って、丸井・シティの「クリスタルシルフ」に行きました。
ぴったりサイズのものを着るのは気持ちが良い。元が関西のお店なので、光もの、トレンドっぽいデザインものが多いのですが、シンプルなデザインの服もあります。店員さんが着ていたジャケットっぽいシャツに引かれたのですが、前立ての裏のパイソン柄がどうにも気になり、似たような仕立てのもっと軽いシンプルなシャツにしました。値段も半分だし。他にはホワイトジーンズと、ターコイズの飾りつきTシャツ、ボレロ。全部で夏物ジャケット1枚分くらいのお値段でした。
さて、タイトルの「能登」というのは前回と今回、対応してくれた店員さんの名前です。東京出身だそうですが、曾お爺さんはやはり石川県の人らしい、ということ。
で、能登、つながりで、この前の日曜日から時代劇チャンネルで「利家とまつ」の放送が始まったのです。




去年は「大忠臣蔵」「真田太平記」「信長 king of jipang」「徳川家康」と、時代劇チャンネルを毎日のように見ていた(といっても、主に見ているのはくろうさだったのですが)のに、今年に入ってから、これ、という番組がなくてすっかりご無沙汰でした。
「利家とまつ」は本放送時には、見たり見なかったりで、特に「すごくよかった」という記憶はありません。しかし、日曜日に1~3回の一緒放送を見たら、これが思いのほか面白いんです。
最近は、リアリティを求めているのか、大河ドラマでは当時の言葉(と思われる言葉)が使われていることが多いのですが、「利家とまつ」はほとんど現代語ですね。「母上」ではなく「おかあさま」。不思議なことに、現代語と昔の言葉、どちらの場合も耳障りに思えることがあって、私としては前者の例がNHKの「隠明師」、後者の例が「信長 king of jipang」です。
「利家とまつ」は出演者や演出全体の雰囲気と現代語の台詞があっているのだと思います。違和感はないです。
本編の合間に流れていた情報コーナーで、利家22歳・まつ12歳で結婚、とあったのに、びっくり。だってドラマでは翌年長女・幸姫が生まれているんですよ。でもネットで調べても結婚した年も、幸姫が生まれた年もドラマと同じです。・・・いくらなんでも早すぎませんか?まあ、今でもアフリカあたりでは12・3歳で結婚、出産ってあるみたいですけれど・・・
「利家とまつ」には「かぶきもの」という言葉が出てきます。利家はかぶきものです。というか、このドラマの登場人物は、みんなかぶているような気がしますが。第4回では桶狭間の合戦の間、清洲城で待っている女たちの様子が描かれているのですが、佐々成正の母とおねの養母は酒を飲んでいました。あ、佐々成正は山口祐一郎さんです。
この後、稀代のかぶきもの、前田慶次郎=ミッチーも登場します。なぜあのおとなしいお兄さんが慶次郎の母(甲賀忍者)と結婚したのか、謎です。
慶次郎については、漫画「花の慶次」とその原作「一夢庵風流記」が荒唐無稽ながら、かなり面白いです。このどちらかをベースにした大河ドラマができるといいのになあ。
毎日、放送しているので、あっという間に終わってしまいますが、しばらくまた時代劇ブームになりそうです。
by unekocan | 2005-07-05 11:22 | 日常